【本日のミッション】
Excel VBA グラフのインデックス番号を変更せよ。
目次
ミッションの概要
Excel VBA グラフのインデックス番号を変更せよ、というのが今回のミッションです。
今回は、グラフの名前の番号順に、インデックス番号が振られるようにしていきます。グラフの名前は、左上「グラフ 1」右上「グラフ 2」左下「グラフ 3」右下「グラフ 4」です。
グラフのインデックス番号を、グラフタイトルに表示させ、変更前と変更後のインデックス番号を確認します。
↓グラフのタイトルに、「“Index:” & グラフのインデックス番号」を表示させています。
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グラフの重なり順(配置順)を変更することで、インデックス番号が変わります。
プロシージャ
グラフの重なり順を、グラフの名前順「グラフ 1」→「グラフ 2」→「グラフ 3」→「グラフ 4」の順に変更することで、インデックス番号を変更させるコードです。
グラフの重なり順を変更後、グラフタイトルに 「“Index:” & グラフのインデックス番号」という表記で、インデックス番号を表示させます。
Sub グラフのインデックス番号をグラフタイトルに表示() '【変数】 Dim c_ct As Long 'グラフカウント '1つ目のグラフから順に処理 For c_ct = 1 To 4 'グラフを最前面に移動 ActiveSheet.ChartObjects("グラフ " & c_ct).BringToFront Next c_ct '配置変更後 1つ目のグラフから順に処理 For c_ct = 1 To 4 'グラフインデックス番号をグラフタイトルに表示 ActiveSheet.ChartObjects(c_ct).Chart.ChartTitle.Text = "Index:" & ActiveSheet.ChartObjects(c_ct).Index Next c_ct End Sub
グラフのインデックス番号は、グラフの重なり順(配置順)で決まる
グラフのインデックス番号は、グラフオブジェクトの重なり順(配置順)で決まるようです。
オブジェクトの重なり順(配置順)を確認するには、[ホーム]タブ-[編集]-[検索と選択]ー[オブジェクトの選択と表示]をクリックします。
画面右に、「選択」ウィンドウが表示されます。
一番下の「グラフ 4」は、このシート内で最背面のグラフになります。
一番上の「グラフ 1」は、このシート内で最前面のグラフになります。
グラフのインデックス番号は、この「選択」ウィンドウのオブジェクトの並びによって決定されます。最背面のグラフからインデックス番号が「1、2、3、4・・・」となっています。
「選択」ウィンドウのグラフの並び順は、オブジェクトの重なり順になっています。
一番下の「グラフ 4」は、そのシートの中で最背面に配置されています。
グラフの重なり順(配置順)を「グラフ 1」→「グラフ 2」→「グラフ 3」→「グラフ 4」の順に変更することで、インデックス番号が変更されます。
「選択」ウィンドウで一番下の「グラフ 1」が、グラフの重なり順(配置順)で最背面になります。
参照:エクセル VBA グラフ インデックス番号の決まり方(Excel VBA)
ChartObject.BringToFront メソッド
ChartObjectオブジェクトを、最前面に移動します。
For c_ct = 1 To 4 ActiveSheet.ChartObjects("グラフ " & c_ct).BringToFront Next c_ct
For~Next の1巡目では、「グラフ 1」を最前面(一番上)に移動しています。
2巡目では、「グラフ 2」を最前面(一番上)に移動しています。
3巡目では、「グラフ 3」を最前面(一番上)に移動しています。
4巡目では、「グラフ 4」を最前面(一番上)に移動しています。
これで、「グラフ 1」が最背面に、「グラフ 4」が最前面に移動できます。
ChartObject.Index プロパティ
ChartObjectオブジェクト のインデックス番号を返します。
参照
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