ChatGPTにきれいな文章はいらなかった話|ぐちゃぐちゃでも伝わる

はじめに|初めて生成AIを使う人が、最初に悩むこと

初めて生成AIにチャレンジする人が、ほぼ必ず一度は思うことがあります。

「ちゃんとした文章で書かないと、わかってもらえないんじゃないかな……」
「分かりやすく、整理してから聞かないと……」

実はこれ、生成AIを使い始めた人あるあるです。

私自身も、ChatGPTを使い始めたころはそうでした。


最初の頃の思い込み|プロンプトは“きれいな日本語”であるべき?

ChatGPTを開いて、入力欄を前にすると手が止まる。

  • 文章の流れを考える

  • 変な言い回しを消す

  • 句読点の位置を直す

「ちゃんと書かなきゃ」

そんなプレッシャーが、なぜかありました。


ある日、疲れて雑に聞いた

でもある日、もうどうでもよくなって、かなり雑に聞いてみました。


実際のやり取り①|もっさりした質問

利用者 → ChatGPT

Excelの作業だけど、毎回毎回同じようなことをてて、
たぶんマクロで出来るんだろうなとは思うんだけど、
何からどう考えたらいいのかもよく分からなくて・・・
とりあえずA列にあるデータを見て、 空白じゃなかったら別のシートにコピーしたい・・・
みたいな感じなだけど、これってどうかなぁ?
うまく説明できない・・・

今読み返すと、

  • 句読点だらけ

  • 長い

  • 回りくどい

  • かなり雑

正直、人に送る文章としてはNGですよね。

ChatGPTにきれいな文章はいらなかった話|ぐちゃぐちゃでも伝わる

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ChatGPTの回答|ちゃんと整理されて返ってきた

ChatGPT → 利用者

大丈夫ですよ。説明が下手でも問題ありません。
今の内容を整理すると、やりたいことは次のようになります。

1.Excelで、A列のデータを上から順に確認する
2.空白ではないセルだけを対象にする
3.対象のデータを、別のシートにコピーする

このような処理は、Excel VBA(マクロ)で実現できます。
考え方としては、 「どの列を見るか」「どんな条件で」「どこに出力するか」
を順番に整理すると分かりやすくなります。 まずは、
・元のシート名 ・コピー先のシート名 ・ヘッダーはあるか を教えてもらえれば、サンプルコードを作れますよ。

この返答を見て、正直こう思いました。

「え、ちゃんと伝わってる……」

気づいたこと|AIは“文章のきれいさ”を求めていない

このやり取りで、はっきり分かりました。

ChatGPTは、

  • 文章が整っているか

  • 丁寧な日本語か

  • 論理的な構成か

そんなことは気にしていない

代わりに見ているのは、

  • 何に困っているか

  • どこで詰まっているか

  • どんな方向に進みたいか

です。


キャッチボールを重ねる感覚

それからは、気持ちがかなり楽になりました。

  • 思いついたまま聞く

  • 分からないところをそのまま書く

  • 「なんとなく」をそのまま投げる

すると、

  • ChatGPTが整理して返す

  • 「あ、そういうことか」と気づく

  • もう一回聞く

このキャッチボールを重ねるうちに、

「こう聞くと、自分が欲しい答えが返ってくるな」

という感覚が、自然と身についてきました。


上手なプロンプトは「最初から」書けなくていい

よく、

  • 良いプロンプト例

  • 神プロンプト

  • テンプレート

といった情報がありますが、初心者のうちは、気にしなくて大丈夫です。

なぜなら、

  • 使いながら分かってくる

  • 失敗しながら調整できる

  • AIは何度でも聞き直せる

からです。


「整理する前」に投げていい相手

ChatGPTは、

  • 考えがまとまっていない

  • 何が分からないかも分からない

  • とにかく困っている

そんな状態でも、ちゃんと受け止めてくれます。

むしろ、

整理する前に投げる相手

として、かなり優秀です。


まとめ|ちゃんと書かなくていい。まず投げていい。

生成AIを使い始めたばかりの人に、一番伝えたいことはこれです。

  • 文章はきれいじゃなくていい

  • 句読点が多くてもいい

  • 長くても、もっさりしていてもいい

ChatGPTは、その中から必要な情報を拾い上げて、整理して返してくれます。

最初の一歩は、

「こんな聞き方でいいのかな?」

と思いながらでもOK。

投げてみると、ちゃんと返ってきます。

そこから少しずつ、自分なりの聞き方が育っていきます。

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