【本日のミッション】
Python 学習用の仮想環境を作成せよ。
目次
ミッションの概要
Pythonを勉強していくための仮想環境を構築せよ、というのが今回のミッションです。
Python初心者の私が、Pythonを勉強してみたい!と挑戦してみたのですが、そこには壁、壁、壁の嵐・・・。
ブログに書けるほども知識はありませんが、失敗を繰り返し、なんとかミッションをクリアした方法をここに記載させていただきます。
私のPC環境がWindows10 64bit のため、Windowsのみの内容となりますm(__)m
コマンドプロンプトの起動
まずはコマンドプロンプトを起動します。
[スタートメニュー]右クリック-[コマンドプロンプト(管理者)]をクリックします。
「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」と表示されるので「はい」をクリックすると、コマンドプロンプト画面が表示されます。
Python 仮想環境の構築
今回は、Pythonをインストールするともれなく付いてくる、仮想環境のプログラム「venv」を使って構築します。
仮想環境用のフォルダ
今回はデスクトップに、仮想環境を作るための「studyフォルダ」を新規作成しておきます。フォルダのパスは下記の通りとします。
C:\Users\ユーザー名\OneDrive\デスクトップ\study
※コマンドプロンプト画面ではフォルダパスの「ユーザー名」のところは、黒く塗りつぶしています。
カレントディレクトリの変更
先ほど立ち上げたコマンドプロンプト画面に「cd studyフォルダまでのパス」を入力し、[Enter] キーを押します。
C:\WINDOWS\system32>cd C:\Users\ユーザー名\OneDrive\デスクトップ\study
「cd」とはカレントディレクトリを変更するコマンドです。カレントディレクトリは、簡単に言うと現在作業を行っているフォルダのことです。現在作業を行っているフォルダを「studyフォルダ」に変更します。
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処理しているフォルダが「C:\WINDOWS\system32」から「C:\Users\ユーザー名\OneDrive\デスクトップ\study」に変更されます。
仮想環境の作成
「python -m venv 仮想環境に使用するフォルダ名」というコマンドで、仮想環境を作ることができます。
python -m venv 仮想環境に使用するフォルダ名
「C:\Users\ユーザー名\OneDrive\デスクトップ\study>」の後ろに「python -m venv env」と入力し、[Enter] ボタンを押します。今回は仮想環境に使用するフォルダ名を「env」とします。
C:\Users\ユーザー名\OneDrive\デスクトップ\study>python -m venv env
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「Studyフォルダ」内に「env」フォルダが作られます。
更にその中には、こんなにフォルダができています。
更に更に!Scriptsフォルダ内には、こんなにたくさんのファイルが作られています。
これらが仮想環境なのですね!!
仮想環境の有効化
仮想環境を作るだけではダメなのです。この仮想環境を有効化しないと、何も始まりません。
仮想環境を有効化には、先ほど作られた「Scripts」フォルダ内の「activate.bat」を実行します。
「C:\Users\ユーザー名\OneDrive\デスクトップ\study>」の後ろに「env\Scripts\activate.bat」と入力して[Enter]キーを押します。
C:\Users\ユーザー名\OneDrive\デスクトップ\study>env\Scripts\activate.bat
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コードの頭に、(env)と表示されています。これで仮想環境が有効化されたことになります。
参考
パイソン初心者 ダウンロードからインストール方法・注意点(Python)
パイソン インストール失敗したので アンインストールする方法(Python)
パイソン インストール確認 バージョンが表示されない現象を解決(Python)
パイソン 学習用の仮想環境を作成する方法(Python)
パイソン パッケージのインストールなどを管理するユーティリティ「pip」のバージョンを最新版にする方法(Python)