指定した行(インデックス値)のデータを、リストボックスの値リストから選択する(Excel VBA)

【本日のミッション】

指定した行(インデックス値)のデータを、リストボックスの値リストから選択せよ。

ミッションの概要

指定した行(インデックス値)のデータを、リストボックスの値リストから選択せよ、というのが今回のミッションです。


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後述していますが、指定する行(インデックス値)は一番上の「サザエ」さんを「0」としているため、「3」を指定すると、4行目の「マスオ」さんが選択されることになります。

リストボックスにListプロパティを使って配列に格納した複数列のセルデータを値リストとして設定(Excel VBA)で作成したフォームに、

  • 値リストの行(インデックス値)を指定するテキストボックス
  • 指定した行(インデックス値)のデータを、値リストから選択するコマンドボタン

を作り、指定した行のデータが選択される動作を確認します。

ユーザーフォームにテキストボックス・コマンドボタンを追加する

ユーザーフォームを表示させる

画面左のプロジェクトエクスプローラーから、ユーザーフォームをダブルクリックして表示させます。

ツールボックスを表示させる

ツールボックスを、下記方法で表示させます。

ツールボックスを表示する方法1

[表示]-[ツールボックス]

ツールボックスを表示する方法2

標準ツールバーの[ツールボックス]ボタンをクリックします。

標準ツールバーが表示されていない場合は、[表示]-[ツールバー]-[標準]で表示されます。

ユーザーフォームにテキストボックスを配置する

ツールボックスから「テキストボックス」をクリックします。

リストボックスの上にテキストボックスを作成します。
リストボックスやテキストボックスの位置は、程よく調整します。

左のプロパティウインドウで確認すると、テキストボックスのオブジェクト名が「TextBox1」ということが確認できます。

ユーザーフォームにコマンドボタンを配置する

ツールボックスから「コマンドボタン」をクリックします。

リストボックスの下にコマンドボタンを作成します。
リストボックス・テキストボックス・コマンドボタンの位置は、程よく調整します。

左のプロパティウインドウで確認すると、コマンドボタンのオブジェクト名が「CommandButton1」ということが確認できます。

この「CommandButton1」というオブジェクト名を「指定したインデックスを選択」、Captionも「指定したインデックスを選択」に変更します。Captionを変更することで、ボタンの表示名が「CommandButton1」から「指定したインデックスを選択」に変更されます。

指定したインデックス値のデータを値リストから選択するコードを、コマンドボタンに設定

[指定したインデックスを選択]ボタンをダブルクリックすると、コードウィンドウが表示され、下記コードが追加されています。

「Private Sub 〇〇〇_Click()」に書いた処理は、〇〇〇をクリックした時に行われます。

Private Sub 指定したインデックスを選択_Click()

End Sub

ここに[指定したインデックスを選択]ボタンをクリックした時の動作を追加します。

  • 「TextBox1」が空欄でないか確認
  • 「TextBox1」で指定した行(インデックス値)のデータを「ListBox1」で選択
Private Sub UserForm_Initialize() 
    Dim ary_d                  'リストに設定するデータ用配列 
    ary_d = Worksheets("サザエさん").Range("A2:D9")
    With ListBox1
        .ColumnCount = 4                '表示列数
        .ColumnWidths = "40;45;40;40"   '列幅
        .List = ary_d                   '参照範囲
    End With
End Sub
Private Sub 指定したインデックスを選択_Click()
    '■空欄確認
    If TextBox1.Text = "" Then
        MsgBox "テキストボックスにインデックスを入力してください。"
        Exit Sub
    End If
    '■指定したインデックスの値を選択表示
    ListBox1.ListIndex = TextBox1.Text
End Sub
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ユーザーフォームを表示して動作を確認

このコード内にカーソルを置いたまま、[F5]キーをクリックすると(ユーザーフォームの実行)ユーザーフォームが表示されます。

配列に入れるデータの参照先にシート名が含まれていないと、アクティブになっているシートのセルデータが使用されるので注意が必要です。シート名を参照先に含めていない場合は、参照データのシートをアクティブにしてからマクロを実行してください。

ary_d = Worksheets("サザエさん").Range("A2:D9")

「配列」参照:セル範囲を一気に変数(配列)に入れる ~バリアント型(Variant)変数を配列として使用する~(Excel VBA)

メイン画面が表示されるので「TextBox1」に、「ListBox1」に表示させたいデータのインデックスを入力し、[指定したインデックスを選択]ボタンをクリックします。

後述していますが、「TextBox1」に指定する行(インデックス値)は、リストボックスの値リスト一番上の値を「0」として指定します。

「ListBox1」に、指定したインデックス値「3」の項目「マスオ」さんが表示されます。

「TextBox1」が空欄の場合、下記エラーが表示される仕様にしています。

ListIndex プロパティ

ListIndex プロパティには「指定した行位置(インデックス値)のデータ選択」「値リストで選択しているデータの行位置(インデックス値)の取得」の機能があります。

指定した行位置(インデックス値)のデータ選択

リストボックスのリストから、指定した行位置(インデックス値)のデータを選択します。

ListBox1.ListIndex = 選択したいデータの行位置(インデックス値)

インデックス値は、値リストの一番上のデータを「0」として数えます。
「3」を指定すると、4つ目の「マスオ」さんが選択されます。

ListBox1.ListIndex = TextBox1.Text  (=3です。)

また、インデックスに「-1」を指定すると、項目の選択が解除されます。

ListBox1.ListIndex = -1

値リストで選択しているデータの行位置(インデックス値)の取得

リストボックスで選択しているデータの行位置(インデックス値)を取得することができます。インデックス値は、1つ目の「サザエ」さんを「0」として数えます。「マスオ」さんはインデックス値「3」になります。

[ListIndexを取得]ボタンを追加し、下記コードを追加します。

Private Sub ListIndexを取得_Click()
    If ListBox1.ListIndex = -1 Then
        MsgBox "何も選択していません。"
    Else
        MsgBox "ListIndexは「" & ListBox1.ListIndex & "」です。"
    End If
End SubListBox1

値リストから項目「マスオ」さんを選択して[ListIndexを取得]ボタンをクリックすると、「マスオ」さんのインデックス値「3」がダイアログ表示されます。

リストボックスで値を選択していない場合、インデックス値は「-1」になるため

”ListIndexは「-1」です”

というメッセージになってしまいます。
それを回避するためのコードも入れておきます。

If ListBox1.ListIndex = -1 Then
    MsgBox "何も選択していません。"


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参考:リストボックスで選択しているデータがリストの上から何番目(インデックス値)かを取得(Excel VBA)

【参考】

VBA(マクロ)作成の前、リボンに開発タブを表示させる(Excel VBA)
ユーザーフォームの作成方法 準備(Excel VBA)
ユーザーフォームのオブジェクトの名前を「UserForm1」から変更する方法(Excel VBA)
ユーザーフォームの上のバー(タイトルバー)の名前を「UserForm1」から変更する(Excel VBA)
ユーザーフォームのオブジェクトウィンドウとコードウィンドウを表示切替させる方法(Excel VBA)
「オブジェクト名が不正です」を出さないようにユーザーフォームオブジェクト名を命名規則に従って変更(Excel VBA)
エクセルファイルが開いた時にユーザーフォームを表示させる方法(Excel VBA)
エクセル フォームのラベルのテキストを縦書きにする方法(Excel VBA)
AddItemメソッドを使ってリストボックスの値リストを設定する(Excel VBA)
RowSourceプロパティを使ってセル範囲とリストボックスの値リストをリンク設定させる(Excel VBA)
RowSourceプロパティでリンク設定したリストボックス値リストにデータを追加・削除する(Excel VBA)
リストボックスにListプロパティを使って 配列に格納したセルデータを値リストとして設定する(Excel VBA)
既存のリストボックスの値リストにAddItemメソッドでデータを追加する(Excel VBA)
既存のリストボックスの値リストのデータを、Clearメソッドで全て削除して初期化する(Excel VBA)
既存のリストボックスの値リストの項目を1件 RemoveItemメソッドで削除する(Excel VBA)
リストボックス リストから初期値としてはじめに選択しておく値を設定する(Excel VBA)
リストボックスの値リストに設定された項目の件数を取得する(Excel VBA)
RowSourceプロパティを使って 複数列のセル範囲とリストボックスの値リストをリンク設定(Excel VBA)
リストボックスにListプロパティを使って配列に格納した複数列のセルデータを値リストとして設定(Excel VBA)
リストボックス 複数列の値リストの列幅を変えたり非表示にしたりする設定(Excel VBA)
リストボックスで選択しているデータがリストの上から何番目(インデックス値)かを取得(Excel VBA)
リストボックス 1列の値リストで選択しているデータをTextプロパティで取得(Excel VBA)
リストボックス 1列の値リストで選択しているデータをValueプロパティで取得(Excel VBA)
リストボックス 1列の値リストで選択しているデータをListプロパティで取得(Excel VBA)
リストボックス 複数列の値リストで選択しているデータを、列指定してTextプロパティで取得(Excel VBA)
リストボックス 複数列の値リストで選択しているデータを、列指定してValueプロパティで取得(Excel VBA)
リストボックス 複数列の値リストで選択しているデータを、列指定してListプロパティで取得(Excel VBA)
指定した行(インデックス値)のデータを、リストボックスの値リストから選択する(Excel VBA)

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