コンボボックス TextプロパティとValueプロパティの違い(Excel VBA)

【本日のミッション】

コンボボックスで値を取得するプロパティに「Textプロパティ」と「Valueプロパティ」の2つがあるが、違いを検証せよ。

ミッションの概要

コンボボックスで値を取得する「Textプロパティ」と「Valueプロパティ」の違いを検証するのが、今回のミッションです。

今回のミッションは、コンボボックスにListプロパティを使って配列に格納した複数列のセルデータを値リストとして設定(Excel VBA) で作成したコンボボックスにコマンドボタン2つを追加し、両プロパティの結果の違いを検証します。

コマンドボタンの設置方法はコンボボックス 複数列ある値リストから表示されていない列のデータを取得する方法1(Excel VBA)をご参照ください。


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列指定するプロパティが異なる

Textプロパティで取得する列は、TextColumnプロパティで指定します。
Valueプロパティで取得する列は、BoundColumnプロパティで指定します。

Private Sub UserForm_Initialize()
    Dim ary_d 'リストに設定するデータ用配列
    ary_d = Worksheets("サザエさん").Range("A2:D9")
    With ComboBox1
        .ColumnCount = 4               '表示列数
        .TextColumn = 2                'Textプロパティで取得する値
        .BoundColumn = 1               'Valueプロパティで取得する値の列
        .ColumnWidths = "30;35;30;35"  '列幅
        .List = ary_d                  '参照範囲
    End With
End Sub

Private Sub Textプロパティを取得_Click()
    MsgBox ComboBox1.Text 
End Sub

Private Sub Valueプロパティを取得_Click()
    If IsNull(ComboBox1.Value) Then
        MsgBox "データが選択されていません。"
    Else
        MsgBox ComboBox1.Value
    End If
End Sub

TextプロパティとTextColumnプロパティ

TextColumnプロパティで指定した列は、Textプロパティで値取得される列になります。規定値は1列目です。

ComboBox1.TextColumn = 2
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MsgBox ComboBox1.Text

TextColumnプロパティでは2列目の「名前」を指定しています。これをTextプロパティで取得すると「マスオ」がダイアログ表示されます。

参照:複数列の値リストからコンボボックスに表示する列・Textプロパティで値を取得する列を設定(Excel VBA)

ValueプロパティとBoundColumnプロパティ

BoundColumnプロパティで指定した列は、Valueプロパティで値取得される列になります。規定値は1列目です。

ComboBox1.BoundColumn = 1
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MsgBox ComboBox1.Value

BoundColumnプロパティでは1列目の「ID」を指定しています。これをValueプロパティで取得すると「ID04」がダイアログ表示されます。

参照:コンボボックス 複数列ある値リストから表示されていない列のデータを取得する方法1(Excel VBA)

コンボボックスで何も選択していないときの結果が異なる

Textプロパティは空欄「””」を返し、Valueプロパティはエラーになります。

Textプロパティ

Textプロパティは、何も選択されていない状態のときは空欄「””」を返します。

Valueプロパティ

Valueプロパティでは下記エラーが表示されてしまいます。

実行時エラー '94':
Nullの使い方が不正です。

下記コードで、エラー回避をする必要があります。

If IsNull(ComboBox1.Value) Then
    MsgBox "データが選択されていません。"
Else
    MsgBox ComboBox1.Value
End if

【参考】

VBA(マクロ)作成の前、リボンに開発タブを表示させる(Excel VBA)
ユーザーフォームの作成方法 準備(Excel VBA)
ユーザーフォームのオブジェクトの名前を「UserForm1」から変更する方法(Excel VBA)
ユーザーフォームの上のバー(タイトルバー)の名前を「UserForm1」から変更する(Excel VBA)
ユーザーフォームのオブジェクトウィンドウとコードウィンドウを表示切替させる方法(Excel VBA)
「オブジェクト名が不正です」を出さないようにユーザーフォームオブジェクト名を命名規則に従って変更(Excel VBA)
エクセルファイルが開いた時にユーザーフォームを表示させる方法(Excel VBA)
エクセル フォームのラベルのテキストを縦書きにする方法(Excel VBA)
AddItemメソッドを使ってコンボボックスの値リストを設定する(Excel VBA)
RowSourceプロパティを使ってセル範囲とコンボボックスの値リストをリンク設定させる(Excel VBA)
RowSourceプロパティでリンク設定したコンボボックス値リストにデータを追加・削除する(Excel VBA)
コンボボックスにListプロパティを使って 配列に格納したセルデータを値リストとして設定する(Excel VBA)
既存のコンボボックスの値リストにAddItemメソッドでデータを追加する(Excel VBA)
既存のコンボボックスの値リストのデータを、Clearメソッドで全て削除して初期化する(Excel VBA)
既存のコンボボックスの値リストの項目を1件 RemoveItemメソッドで削除する(Excel VBA)
選択する項目の文字数に応じてコンボボックスのサイズ(幅・高さ)を自動変更する(Excel VBA)
コンボボックス 値リストに設定した項目以外は入力できないようにする(Excel VBA)
コンボボックス 値リストに設定した項目以外も入力できるようにする(Excel VBA)
コンボボックス プルダウンを開いた時の値リストの最大表示件数を指定する(Excel VBA)
コンボボックス ドロップダウンのポチってするところ(ドロップボタンスタイル)を▼から変更する(Excel VBA)
コンボボックス リストの中から初期値を設定するListIndexプロパティ(Excel VBA)
コンボボックスの値リストに設定された項目の件数を取得する(Excel VBA)
RowSourceプロパティを使って、複数列のセル範囲とコンボボックスの値リストをリンク設定(Excel VBA)
コンボボックスにListプロパティを使って配列に格納した複数列のセルデータを値リストとして設定(Excel VBA)
コンボボックス 複数列の値リストの列幅を変えたり非表示にしたりする設定(Excel VBA)
複数列の値リストからコンボボックスに表示する列・Textプロパティで値を取得する列を設定(Excel VBA)
コンボボックスに表示されている項目がリストの上から何番目(インデックス値)かを取得(Excel VBA)
コンボボックスの値リストに列見出しを表示する設定 ColumnHeadsで見出しが設定できない理由(Excel VBA)
コンボボックス ドロップダウンの▼(ドロップボタン)を表示・非表示にするタイミングを設定(Excel VBA)
コンボボックス 表面の形状を色々な立体的表示に変更する設定(Excel VBA)
コンボボックスの左端の余白「セレクションマージン」って何?この余白を無くす方法は?(Excel VBA)
コンボボックス値リストAddItemメソッド・RowSourceプロパティ・Listプロパティ違い Excel VBA
コンボボックス 値リストの表示項目件数を変更する設定(Excel VBA)
コンボボックスで選択した値を別フィールドにドラッグアンドドロップで簡単テキスト移動できる設定(Excel VBA)
コンボボックス 複数列ある値リストから表示されていない列のデータを取得する方法1(Excel VBA)
コンボボックス 複数列ある値リストから表示されていない列のデータを取得する方法2(Excel VBA)
コンボボックス TextプロパティとValueプロパティの違い(Excel VBA)
コンボボックスに重複しないユニークな値リスト(1列)を設定する(Excel VBA)
コンボボックスに重複しないユニークな値リスト(複数2列)を設定する(Excel VBA)
コンボボックスに重複しないユニークな値リスト(複数列 3列以上)を設定する(Excel VBA)

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