【本日のミッション】
チェックされているチェックボックスと同じ番号が、名前に含まれるテキストボックスを取得せよ。
ミッションの概要
チェックされているチェックボックスと同じ番号が、名前に含まれるテキストボックスのテキストを取得せよ、というのが今回のミッションです。
取得したテキストは、コマンドボタン[参加者名]をクリックすると表示される仕組みにします。チェックボックスとテキストボックスは、隣になるもの同士番号を揃えておきます。
「CheckBox1」ー「TextBox1」
「CheckBox2」ー「TextBox2」
「CheckBox3」ー「TextBox3」
「CheckBox4」ー「TextBox4」
「CheckBox5」ー「TextBox5」
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コマンドボタンに処理設定
[参加者名]ボタンに、チェックされているチェックボックスと同じ番号が、名前に含まれるテキストボックスのテキストを表示させる処理を施します。
オブジェクトウインドウから、[参加者名]ボタンをダブルクリックすると、コードウィンドウが表示され、下記コードが追加されています。
「Private Sub 〇〇〇_Click()」に書いた処理は、〇〇〇をクリックした時に行われます。
Private Sub btn参加者名_Click() ~ End Sub 内に下記の通り、コードを追加します。
Private Sub btn参加者名_Click()
Dim i As Long 'カウンター
Dim nm As String 'コントロール名
Dim s_name As String '参加者名
For i = 1 To 5
nm = "CheckBox" & i 'コントロール名
'■チェックボックスがチェックされている場合
If Controls(nm) = True Then
'■参加者名
s_name = s_name & Controls("TextBox" & i).Text & Chr(10)
End If
Next i
MsgBox "参加者名は" & Chr(10) & s_name & "です。"
End Sub
ユーザーフォームを表示して動作を確認
このコード内にカーソルを置いたまま、[F5]キーをクリックする(ユーザーフォームの実行)とユーザーフォームが表示されます。
任意のチェックボックスにチェックを入れ、[参加者名]ボタンをクリックすると、参加にチェックが入っている名前が表示されます。
今回は、[閉じる]ボタンを付けていないため[×]ボタンでユーザーフォームを閉じます。
Controlsプロパティ
Controlsプロパティの引数に「コントロール名」を指定すると、指定した名前のコントロールを取得します。
UserForm.Controls(”コントロール名”)
今回は「For~Next」で「CheckBox1」~「CheckBox5」を順に変数「nm」に入れ、それをControlsプロパティの引数「コントロール名」として指定しています。
チェックボックスが「True」だった場合のみ、「“TextBox” & i」をControlsプロパティの引数に指定して、名前のテキストを取得します。
For i = 1 To 5 nm = "CheckBox" & i 'コントロール名 If Controls(nm) = True Then s_name = s_name & Controls("TextBox" & i).Text & Chr(10) ’参加者名 End If Next i
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【参考】
VBA(マクロ)作成の前、リボンに開発タブを表示させる(Excel VBA)
ユーザーフォームの作成方法 準備(Excel VBA)
ユーザーフォームのオブジェクトの名前を「UserForm1」から変更する方法(Excel VBA)
ユーザーフォームの上のバー(タイトルバー)の名前を「UserForm1」から変更する(Excel VBA)
ユーザーフォームのオブジェクトウィンドウとコードウィンドウを表示切替させる方法(Excel VBA)
「オブジェクト名が不正です」を出さないようにユーザーフォームオブジェクト名を命名規則に従って変更(Excel VBA)
エクセルファイルが開いた時にユーザーフォームを表示させる方法(Excel VBA)
エクセル フォームのラベルのテキストを縦書きにする方法(Excel VBA)
AddItemメソッドを使ってリストボックスの値リストを設定する(Excel VBA)
RowSourceプロパティを使ってセル範囲とリストボックスの値リストをリンク設定させる(Excel VBA)
RowSourceプロパティでリンク設定したリストボックス値リストにデータを追加・削除する(Excel VBA)
リストボックスにListプロパティを使って 配列に格納したセルデータを値リストとして設定する(Excel VBA)
既存のリストボックスの値リストにAddItemメソッドでデータを追加する(Excel VBA)
既存のリストボックスの値リストのデータを、Clearメソッドで全て削除して初期化する(Excel VBA)
既存のリストボックスの値リストの項目を1件 RemoveItemメソッドで削除する(Excel VBA)
リストボックス リストから初期値としてはじめに選択しておく値を設定する(Excel VBA)
リストボックスの値リストに設定された項目の件数を取得する(Excel VBA)
RowSourceプロパティを使って 複数列のセル範囲とリストボックスの値リストをリンク設定(Excel VBA)
リストボックスにListプロパティを使って配列に格納した複数列のセルデータを値リストとして設定(Excel VBA)
リストボックス 複数列の値リストの列幅を変えたり非表示にしたりする設定(Excel VBA)
リストボックスで選択しているデータがリストの上から何番目(インデックス値)かを取得(Excel VBA)
リストボックス 1列の値リストで選択しているデータをTextプロパティで取得(Excel VBA)
リストボックス 1列の値リストで選択しているデータをValueプロパティで取得(Excel VBA)
リストボックス 1列の値リストで選択しているデータをListプロパティで取得(Excel VBA)
リストボックス 複数列の値リストで選択しているデータを、列指定してTextプロパティで取得(Excel VBA)
リストボックス 複数列の値リストで選択しているデータを、列指定してValueプロパティで取得(Excel VBA)
リストボックス 複数列の値リストで選択しているデータを、列指定してListプロパティで取得(Excel VBA)
指定した行(インデックス値)のデータをリストボックスの値リストから選択する(Excel VBA)
リストボックスの値リストに列見出しを表示する設定/ColumnHeadsで見出しが設定できない理由(Excel VBA)
リストボックス値リストAddItemメソッド・RowSourceプロパティ・Listプロパティ違い Excel VBA
リストボックス TextプロパティとValueプロパティの違い(Excel VBA)
リストボックスに重複しないユニークな値リスト(1列)を設定する(Excel VBA)
リストボックスに重複しないユニークな値リスト(複数2列)を設定する(Excel VBA)
リストボックスに重複しないユニークな値リスト(複数列 3列以上)を設定する(Excel VBA)
リストボックスの値リストで、データを複数選択できるようにする設定(Excel VBA)
リストボックスの値リストで選択している複数のデータを全て取得する(Excel VBA)
ユーザーフォーム コントロールのオブジェクト名を変数に入れて「For~Next」で一括処理(Excel VBA)
エクセル コマンドボタンの名前を規定値「CommandButton1」から変更する(Excel VBA)
ユーザーフォーム 複数種類のコントロールから「CheckBox~」という名前のオブジェクトのみ処理(Excel VBA)
ユーザーフォーム 複数コントロールから「TextBox1~5」の名前のオブジェクトに連番を入力(Excel VBA)
ユーザーフォーム ON(True)になっているトグルボタンの名前を全て取得する方法(Excel VBA)
ユーザーフォーム チェックされているチェックボックスと同じ番号のテキストボックスを取得(Excel VBA)